プラットフォームにはソリオ/ソリオバンディット、イグニスと同じものを用いており、Aセグメント小型車向けプラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。ボディサイズは全高は1,705mmあるものの、全長や全幅はイグニスよりもわずかに大きい程度である。その為、小型クロスオーバーSUVの競合車種に比べて全長が大幅に短くなっており、取り回しを重視したサイズ感となった。全幅も他の競合車種に比べて短く、1,700mm未満に抑えられている為、3ナンバー車が非常に多い今日の小型クロスオーバーSUVでは数少ない5ナンバー車である。

パワートレインには4代目スイフト「RSt」で採用実績のあるK10C型直噴ターボエンジン「ブースタージェットエンジン」(無鉛レギュラーガソリン仕様)に、ISG(モーター機能付発電機)と2種類のバッテリー(アイドリングストップ車専用鉛バッテリー+専用リチウムイオンバッテリー)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用。1.5リットルの自然吸気エンジン並みの出力と、JC08モード燃費消費率で22.0km/L(2WD車)の低燃費を両立している。トランスミッションはマニュアルモード付パドルシフトを備えた6速ATのみである。ブースタージェットエンジンとマイルドハイブリッドシステムの組み合わせはスズキ車で初となる。

4WD車にはビスカスカップリング式の4WDシステムを採用するほか、エンジンブレーキでは減速できないほどの急な下り坂などで、ブレーキペダルを踏まなくても自動的に車速を約7km/hにコントロールするヒルディセントコントロールと、雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面での発進時にエンジントルクやブレーキが効果的に作動するように制御させることでスムーズな発進をサポートするグリップコントロールが標準装備される。さらに、エンジンの回転数を高めに保って高トルクを発揮する「スポーツモード」、雪道やアイスバーンでの発進・加速の際にエンジントルクをコントロールしてタイヤの空転を抑える制御を行う「スノーモード」の2種類の走行モードも搭載されている。

この度はご売却有難うございました。

今後もセカンドプラスを宜しくお願い致します。